備えよう!!将来を不安に過ごさない処世術・スポーツ編①

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みなさん、こんにちは。
なかよしです。

ところで、みなさんは今まで何かスポーツはしてましたか?

そう今回のお題は身を守るスポーツについてです。

最近、コロナ禍で悶々としてるのか世の中物騒じゃありません?
今に始まったことではないですけど、連日不安をあおるニュースばっかですよ。

どなたか護身術を習っている人はいますかね?
意外と僕のまわりでは全然いないんですよねー

画家で気弱なHSPの僕ですが、じつは空手家なのです。
高校、大学、社会人の約10年間やってたので一応、黒帯なんです。いちおう…

でも、元々空手をやりたいとは全く考えてなかったのです。
だって、痛いじゃないですか、ケガするじゃないですか

平和主義の僕としてはなぜ、こんな苦しいことを10年近く続けたのか、今となっては謎です。

しかし、「自分の身は自分で守らないといけないっ」と密かに誓った出来事があったのです。

少年時代の理不尽な出来事

それは中学2年の頃です。
まだ、みんな小学生のわんぱくが抜けきれてないそんな頃…

クラスではいくつかのグループがありました。
どの時代にもありますよね?

僕はちょっとオタクの入った穏やかグループにいました。

でも、そのクラスには乱暴者、アナーキーなヒャッハー集団のようなグループがあったんです!

ある日の放課後、僕たちは「ムー」という雑誌を見て盛り上がってました。
UFOや怪奇現象の話を楽しんでいたんです。

するとその「ヒャッハー集団」に目を付けられました。

「おいっ! プロレスごっこしようぜ!」

まさかのお誘い!
もちろん断る選択肢はありませんっ

それを言い出したのはまさにサル山の頂点、カースト制度のてっぺんに君臨するボス

あだ名を「バンディ」
例えれば「ジャイアン」みたいな存在です。

「バンディ」というあだ名の由来は
万里の長城のように強固にそびえ立ち、延々と長いことからでした。

そして、延々と長いことの意味はとにかくしつこい!
飽きるまで嫌な事をやり続けるヤツだったのです…

嫌がる僕たちに無理やりプロレスをやらせる図…

「かんべんしてくれよ~」と思いつつ口には出せず
しばらくプロレスごっこに付き合わされた時、

いきなりバンディは僕にヘッドロックしてきました!

「いたい!いたい!」と言っても力をゆるめません。むしろ、それで味をしめたのかヤツはさらに強く首をしめたんです。

「ギブ、ギブ!」
床をバンバンたたいても興奮しちゃって気付きもしない。

ちょ…、い、息が…
ほんとギブアップだって…

さすがに息が出来ず死にそうになったので、なりふり構わず思いっきりバンディの腕を振りほどきました!

「もうやめろよ!!」

思わず言っちゃいました。その直後

「なんだと、てめー!いい度胸じゃねーか!」
「決闘だ、決闘!!」

切れたバンディがそう吠えたんです!

け、決闘⁉ まじか?
僕が勝てるわけない!

あいつがジャイアンなら僕はのび太くんですよっ
映画だって勝ったの見たことないよ

みんながいる手前、あやまることも出来ない
とゆうか、僕は全く悪くないっ!
でも、ここで下手に出たら、これからの学校生活は地獄絵図しか浮かばない
受けるしかないよ…

「わ、わかった…」

言っちゃいました、決闘を受けちゃいました。
負けるにしても決闘を受けるしかなかったのです…

ヒャッハーのひとりが面白がって「うけるぜ~決闘だってよ~」と言ってゲラゲラ笑ってました。

こ、こいつ…
僕がDEAD or ALIVE の瀬戸ぎわだってのに…

でも、友達は心配してくれました。
「だ、大丈夫なのか? し、死ぬなよ」と…

決闘…
まさか、誰にも邪魔されず気が済むまで僕をボコボコにする為に言ったのか⁉

完全につんでました…

仕組まれた「決闘」…そして

教室で暴れてはまずいので学校の裏の公園へ場所を移動しました。

見届け人と称し6、7人、見物客がぞろぞろ公園に集まりました。

もう逃げることはできません。

そして夕暮れ時、唐突に「決闘」は始まったのです。

「おい!はじめるぞ!」
そう言うなり、バンディがいきなり殴りかかってきました。

その巨体から放つパンチは早く、間違いなく当たれば体が粉々じゃないかっ
と思えるほど迫力がありました。

僕は必死で避けました。
もう全身の毛穴から汗が吹き出し、当たれば即死のパンチを死に物狂いで避けたんです。

意外なことに瞬殺と思われた戦いがすぐには終わらなかったのです。
何とか致命傷は避けることができ、思った以上に決闘は長引きました。

その理由は

実は前の日に「ベスト・キッド」という映画を観ていたんです。

原題は「カラテ・キッド」
みなさんはご存じでしょうか?

いじめられっ子の主人公ダニエル君が空手の師匠ミヤギさんと出会い強くなり、最後には空手の大会で悪者のリーダーを倒し優勝すると言った王道ストーリーです。

ミヤギさんが空手の防御を教えるシーンで印象的な場面があります。
ダニエル君に回し受けを教える時、両手にぞうきんを持たせ窓ガラスを拭かせるシーンです。

「ワックスぬって!ワックスふく!」

ちょうど円を描くように両腕を動かす動作は空手の回し受けの練習だったのです。それを覚えたダニエル君は見事に相手の突きをさばいてました。

それを観ていた僕は
あっ!こんなに簡単に空手って覚えられるんだ

見よう見まねで「ワックスぬって、ワックスふく」の動きを映画を観ながら練習していたのです。

なんということでしょう
これによって僕は延命していたのです

ギリッギリのところで致命傷は免れてました
顔面付近に来るパンチとか回し受けでさばけてたんです

それにバンディのパンチは一発で仕留めようと大振りです
だから避けることが何とかできてたんです。

あたりも段々暗くなってきました。
なんと40分近くも続きました。

とにかく僕は防御いっぺんとう、バンディは大振りのパンチ
先にバンディがへばってきました。防御よりも大振りのパンチを繰り出す方が疲れるんです。

そして、ついに隙ができ、ヤツに一発入れることが出来ました!

へなちょこパンチ
全くバンディにはききません

むしろパンチを食らったことでプライドが傷つけられた模様
ベジータのように怒り狂いました。

「ふ、ふざけやがってー!」
さらに激しいパンチの嵐

僕はまた防御を必死でやる羽目になりました。

あたりが暗くなり公園の電灯もつき始めました。

僕は何とか生き延びてました。

バンディも疲れて初めの勢いがありません。僕は耐えに耐え抜いていたのです。

そして、ついに悪夢の終わりがきました。

「わかった! もう終わりにしよう、引き分けだ!引き分け!」

息を切らしながらそう宣言したのです!
そう言うとバンディは地べたに座り込みました。

お、終わったの?
その様子を見てもう戦う意思がないと悟った僕も憑き物が取れたように力なく座り込みました。

そして、二人ともそのまま大の字になってねました。

「お前、中々やるなー!見直したぜ」

青春かよっ!
つーか、おめーが!おめーがそもそも悪いんだろうがー!

そう思いましたが言えません…
だって、またケンカになっちゃうもん…

外野から拍手が上がりました。決闘を最後まで見届けてくれたようです。

そっちの方を見ると 

見物人は3人でした…

最初6、7人いたよね?
まさか帰ったの?
僕が死にそうになってたのに?

僕は星空を見つめました…

「空手やろっ」

今後、こんな理不尽な目に巻き込まれないように…
心に強く誓ったのでした。

空手を学ぶ = 自信が付く という事

次の日からバンディとその一味は僕のことを認めてくれたようで理不尽な事はしなくなりました。

そして、僕は高校に入り、空手道場に通いました。
空手を本格的に習い、大会では優秀賞を取ったり「カラテ通信」(今でもあるのかな~)という雑誌にも載ったこともあります。

大学では四大空手のひとつ「剛柔流」を学びました。そして、社会人では子供たちを教える指導者として3年ほど続けたんです。

元々は空手で自分自身を守りたい!そう思ってました。
しかし、続けた事で自分とあと親しい人も何かあったら助けたいと思うようになったんです。

世の中には理不尽な事がいっぱいあります。
僕は空手を学んだ事でその理不尽な一方面に対して備えることができたように思えます。

もちろん暴力を推奨してるわけではありません
ただ身を守る、守ってあげられることです

空手を学び、備えたことで僕の中で自信が芽生えたんだと思うんです。

だからって、みんなに空手を習いましょー!とは言いません。
みなさんも仕事やら家事やらと色々忙しいでしょう。

でも、ベスト・キッドを見た時の僕のようにちょっとしたきっかけで何とかなるもんです。
ちょっとした護身術でもボクササイズでも良いので何か危険な目にあいそうな時、自分を守るすべを身に付けて欲しいな と思います。

滅多にない、ほとんど起こらないかもしれない
でも、起こった時を想定してちょっとでも備えておいてほしいと思い、このブログを書きました。

実は数年後、僕は巻き込まれました。滅多にないようなトラブルに…
そして、現実は全く想像していないリアルなものだったのです。         ②につづくっ


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