パラレルワークの勧め。コロナ禍で変わるライフシフト

フリーランス

こんにちは、なかよしです。

今や毎日出てくるキーワード「コロナ」


日々の感染者数はなくなることが無く、コロナ禍で「今後、自分がどうなるのか、これからもこの会社で働いていけるのか」と不安をかかえている方は多いのではないでしょうか。

かく言う自分も希望退社で会社を辞めた身です。

ただ、突然言い渡された勧告という意識はありませんでした。
元々、企業の業績悪化にともない幸先に不安を感じていたので、その直感から副業に対する知識や不安なく生活する為の貯蓄など備えていたからです。

今、安心して企業で働いている人も10年後どうなるかわかりません。
それは企業なのか社員なのか、もともと日本はコロナ禍の前から総体的に不況だったのです。
仕事をしていれば、その期間は安定してお給料をもらえます。
でも、突然のリストラや希望退社、出向などいつ何が起こるかわからない時代になっていることはみなさんも肌で感じていると思います。

そうなった時、パニクらない為にどうするか?

欧米諸国では一つの本業に依存する事なく、もう一つの仕事、あるいはいくつかの仕事を兼業しているワークスタイルが主流になってきています。

そして、日本でもコロナ禍の今、新しいワークスタイルを模索する人や企業が急激に増え、その中で「パラレルワーク」が注目され始めています。

パラレルワークという言葉は、オーストリア人経営学者のピーター・ドラッカーによって提唱されたものです。
本業を持ちながら第二の活動をすることを指します。

パラレルワークをする理由としては「知見・視野を広げたい」「人間関係の構築につなげたい」などスキルアップや人脈形成など新しい経験を積みたいと考える人が多いのも特徴です。

「副業」とも似ているパラレルワークですが、「複業」ともいわれています。

副業はいわば副収入を得る働き方です。
その一方、パラレルワークはビジネスだけでなくボランティア非営利団体での活動など社会貢献・調査活動、アーティストの創作活動といったさまざまなアクティビティーを複数平行して継続するものです。
必ずしも営利目的のビジネスばかりを指すわけではないのです。

パラレルワークは、生き方や働き方の多様化が進む中で、現在の会社にとらわれることなく「自分らしさ」を模索している人におすすめの働き方と言えます。

その働き方は個人にも企業にもメリットがあります。

それでは、パラレルワークをお勧めする理由について紹介していきます。

世相の変化に対応していく

なぜ、パラレルワークをお勧めするのか?

それは世相の変化にあります。

1.経済成長の鈍化や終身雇用の崩壊など変化のスピードが速くなっている現代社会で、企業の展望や労働者の働き方に安定がなくなってきた。

2.長寿化や価値観の多様化により「ライフスタイル」が変化してきた。

3.ソーシャルメディアなど情報化社会の発展で、個人コンテンツの収益化の多様なルートができた。

その為、このような社会の変化の中で収入や人生設計を一つの組織に依存せず、複数のキャリアにより自立した人間を目指すことが、21世紀の社会に求められます。

世界中で進むパラレルワークの増加に伴い、公的サポートの体制が整備されていくでしょう。時代の要請に応じてパラレルワークという生き方はさらに広がっていくと予想されます。

パラレルワークのメリット

パラレルワークには、活動する個人にも、雇用する企業にもメリットがあります。

個人のメリット

経験、知識の蓄積と人脈形成

パラレルワークにより自分の潜在能力やいくつもの可能性に挑戦できたり、多くの人間関係や知識を得ることもできます。
一つの企業に縛られず多様な業種や価値観に触れ、キャリアだけでなく人生そのものを豊かにできることも大きなメリットです。

収入源の確保と転職リスクの減少

例えば会社員として働きながらYouTuberやアーティストの創作活動をして収入を得ることで、もしも仕事の一つを失ってしまっても収入がゼロになるリスクを避けられるます。
パラレルワークの場合は、失敗したとしてももう一つの軸があるためリスクヘッジができます。
その上で、スキルアップの為の起業や転職をチャレンジができるのです。

企業側のメリット

優秀な人材確保と知識や経験のシェア

プロ意識やマネジメント能力を個人で習得している人材は企業にとってもメリットだと考えられています。
企業内では社員同士の自己啓発につながりスキルアップを促すこともできるでしょう。
そして、社員の能力アップやモチベーション向上にもつながります。
その相乗効果で本業でもさらなるパフォーマンスを期待できます。

パラレルワークによりもたらされる個人の知識や経験は、時代に対応する新しい企業体制を作ることにもプラスになります。
そのため、パラレルワークを推進している企業も増えています。
双方のビジネスとして個人の経験や利益だけではなく、企業にも有益だという意識は今後さらに広まっていくでしょう。

まとめ

コロナ禍で将来を不安視している人がたくさんいる中、経営悪化や閉店などネガティブなニュースが連日流れています。
このことで今や他人事ではなく、より身近なことだと実感する人が増えていると思います。

しかし、今の状況は自分自身の将来を見つめ直すきっかけだと思います。
今後、不安を出来るだけ減らせるライフシフトを考えるチャンスなのです

自分の持つ能力を「資産」として考え、うまく運用していくことが必要です。
本業とは別にスキルを磨くための時間を作って別のキャリアへの道を築きましょう。

情報社会が加速する中、働き方も多様化しています。
オフィスだけにとどまらず在宅ワーク、ノマドワーカーなどあらゆる場所で行えるように変化してきています。

パラレルワークを充実させることにより、一つのビジネスやオフィス、一つの収入源に縛られず、リスクヘッジをしながら高収入を目指すという働き方にあなたもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

では、またー!

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